交通法科学研究会

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交通法科学研究会とは?
 交通法科学研究会(以下交法研と略記)は、交通事故裁判の現状が非科学的であるという問題意識の下、交通事故事件を科学的観点から解析・研究し、交通事故裁判の客観性・合理性を高めて行くことを目的として、1997年3月29日に発足しました。
 会員数は、現在約130名、弁護士など法務実務家の他、法学から理工学にいたる幅広い分野の学者、研究者、大学院生などが交法研のメンバーを構成しています。現在の非科学的裁判を少しでも改善することを当面の交法研の目標としており、交法研の活動の成果を、実務法務家は法廷などの現場で、研究者は各々の領域でそれぞれ還元し、反映させているのです。


主な活動内容

 交法研の主な活動には、交通事故事件に関連する講演会、勉強会の開催、フィールドワーク、関連書の出版、などがあります。交法研の活動の企画などを行う世話人を会員の中から十数名選出し、世話人会という会合を毎月開催して、活動の基本方針も含め、様々な提案を検討しています。
 交法研発足以降の主なシンポジウムは、「科学的裁判を目指して」(発足記念シンポジウム)、「交通事故事件への科学的アプローチ−われわれは何に着目すべきか−」「目撃証言よる事実再現の難しさ」、「交通事故裁判における過失認定を考える」、「交通刑法改正の現状と課題〜重罰化は事故防止に役立つか」「交通事故事件における科学的調査と立証のあり方」などで、各分野のスペシャリストを招き、毎年総会の際にテーマを決めて行われます。
 またこの他にも、約3ヶ月おきに勉強会を開き、実際の交通事故裁判での判決を基に、その事件を担当した弁護士が講演し、ディスカッションなどを行っています。そして、当会のシンポジウム、勉強会の開催後には、「季刊刑事弁護」(現代人文社刊)に報告記事を掲載しています。
 さらに、机上のみの理論に依拠することの無いよう、フィールドワークを行い、会員自ら、交通事故を科学的現象としても把握するよう努めています。過去に行われたフィールドワークとしては、自動車・トラックの死角調査、速度測定の仕方、タイヤ痕と自動車の速度との関係の調査などがあります。


概 要


【設立】 1997年3月29日

【組織】 (2005年度)
代表世話人 秋山 賢三(東京弁護士会)         
  庭山 英雄(東京弁護士会・公設弁護人研究所長)
  堀野 定雄(神奈川大学工学部)
事務局長・世話人 高山 俊吉(東京弁護士会)
世話人 赤坂 裕志(第一東京弁護士会)
  葦名 ゆき(東京弁護士会)
  上條 弘次(東京弁護士会)
  神山 啓史(第二東京弁護士会)
  工藤 昇(横浜弁護士会)
  小関 四郎(研究者)
  小山 雄一郎(立教大学)
  近藤 朗(名古屋弁護士会)
  笹倉 香奈(一橋大学大学院)
  津田 博之(大阪経済大学)
  徳永 光(甲南大学)
  中川 孝博(龍谷大学)
  福井 厚(法政大学)
  本庄 武(一橋大学)
  正木 祐史(静岡大学)
  松崎 龍一(東京弁護士会)
  緑 大輔(広島修道大学)
  村井 敏邦(龍谷大学)
  京 明(一橋大学大学院)
会員数  125名


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