交通法科学研究会

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活動内容
第5回総会記念シンポジウム「交通裁判はなぜ誤るか−無罪事件の科学的解明を通して−」
2002.11.30
交通裁判はこの15年の流れの中で、不起訴にする事案が激増した。その理由として、以前から問われていた起訴事案に関する精緻な調査分析と裁判における緻密な実証が現実化したのではなく、一括的な処理、あるいは定型的処理が進んだのではないかといわれている。その中にあって交通裁判のあり方を科学的、実証的に検証していくというテーマを通し、2つの事例を取り上げて、参加会員による幅広い討論が行われた。
交通法科学研究会勉強会「最近の交通刑法改正論議を考える」
2001.11.17
報告「自動車運転による死傷事犯に関する刑法改正・審議過程の紹介と分析(一橋大学大学院 葦名 ゆき)

自動車運転による死傷事犯に関する刑法改正について、改正された道路交通法改正法についての衆議院法務委員会の会議録、法政審議会の議事録、衆議院法務委員会の会議録を用いて審議過程を紹介。さらにその問題点を指摘。



報告「立法過程における被害者の位置付け」(一橋大学大学院 緑 大輔)

立法者が「被害者」をどのように位置付けてきたか、立法過程において演じられた「被害者」の役割とは何かを確認し、その中から見える刑事立法についての問題点について提議。



報告「交通刑法改正をめぐる審議過程とその背景について−社会学的アプローチからの問題定義−」  (日本学術振興会特別研究員 小山 雄一郎)

道路交通法改正及び死傷事故に対する罰則整備を中心とした交通刑法改正の審議過程とその背景について、社会学者N.ルーマンのリスク論等を交えて考察。
第4回総会記念シンポジウム「交通事故裁判における過失認定を考える」
2001.3.17
交通業過事件裁判に関する調査(東京都立大学大学院 小山 雄一郎)

交通事故裁判に関するアンケートの分析結果報告:交通事故をめぐる業務上過失致死傷事件の刑事裁判の過失認定における問題点。判決に問題があるとされるケースの集計及び具体例。



ケース報告「長野ダンプ事件」(一橋大学大学院博士課程終了 正木 祐史)

過失認定の起訴事実について鑑定等、科学的・客観的事実を分析することなく一審、控訴審とも過失認定を行い有罪判決が下された、上記「問題裁判」の中での典型的事例の解説。



講演「交通事故における刑事過失責任追及の意味」(立命館大学 松宮 孝明)

刑事責任、特に過失責任の意味、状況関係的・社会的に決定される注意義務の性質などを、具体的事件を例に説明。さらに刑事責任追及の逆機能という視点から、刑事免責も含め新しい事故調査制度の確立が必要であると提言。
交通法科学研究会第2回フィールドワーク「交通事故の心理〜交通事故当事者・目撃者の認知〜」
1999.3.22
第一日目:
高崎市城東自動車教習所にて、事故目撃者の心理や実況見分調書を作成する捜査官の心理などの疑似体験をするための実験。

    
第二日目:
岸田 孝弥 高崎経済大学教授 講演

道路に潜む危険の類型、危険予知と心理学的要因との関係、「不注意」の心理学的概念、不注意の発生メカニズムについて。
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